初めて「路傍の名庭」をご覧になる皆様へ


「路傍の名庭」へアクセスいただき、ありがとうございます!


ワタクシ、京都にてWeb雑貨Shop KANIBASE.COMカニベース ドット コム)をしております、desafino(ヂサフィーノ)と申します。


当ブログは、Web雑貨SHOP KANIBASE.COMのブログのカテゴリーの一つとしてアップしてきた「路傍の名庭」を独立させたモノです。「路傍の名庭」だけでもカテゴリーがかなり増えてしまった為、それらを判りやすく再編しようというワケです。


とさて、はじめてご覧になる方は「路傍の名庭」?ナニソレ? ?、?!と、ハテナマークがグリングリン廻っているかと思いますので、まずは「路傍の名庭」についてお話する事にしましょう^^


そもそもの始まりは、大徳寺塔頭の一つ、「高桐院」さんの庭を観た事がきっかけでした。

そこに広がるのは、ヴェルベットの如き光沢を放つ苔の絨毯。そのあまりの美しさに思わずウットリ・・・。


それ以来、美しい苔の生い茂る庭園の(いや、苔の?)、虜になってしまったのです。


様々な名刹の庭園を巡るうち、視線はどういうワケか路上へも及び始めます。何故?だって、よく見れば、名庭のソレにも劣らない「ツヤ」と「盛り」の素晴らしい苔が、裏路地、高架下、月極駐車場の片隅、あらゆる道端にに生い茂っているのですから!


こんなにも苔が生えるのは、湿気の多い京都だから?だから苔庭もあんなに美しいの?なんて、興奮してしまい、思考がグルグルグルグル・・・。そして、さらに妄想が広がります。


「ひょっとするとコレは、路傍にある隠れた名庭なのではないか!?」と(爆)


とはいえ、こんな風に普段の目線で見ても、「ああ、あんなトコにも苔が生えてるねんなぁ」くらいな感じですよね?「庭」って言われたトコで「ハァ?」ってなモンです。

ところがですよ、コレをもうチョットだけ視点を地面に近づけてみて下さい。するとですね・・・、

どうです!縁石を枯山水の石組に見立ててみると、コレ、立派な庭に見えるではありませんか!(笑)実際の庭にも「三尊石組」とかあるので、コレはいわば「縁石組」だ!!なんてやってたらね、楽しいじゃありませんか!ちなみにココは月極駐車場にある路傍の苔庭園ですので、「月極方丈庭園(つきぎめほうじょうていえん)」とカテゴライズされます(笑)


かくして、路傍に生えた苔達を発掘し、思いっきり楽しみ、遊びつつ、その美しさを記録するべく「路傍の名庭」が誕生したというワケなのでした!


皆さんも日頃の道すがら、チョット足元に目を向けてみて下さい。そこにはきっと、ヴァエルベットの如き苔が輝く「路傍の名庭」があるでしょう!


※これまで記録してきた路傍の名庭は、KANIBASE.COM店長ブログ内にございますので、興味がございましたらソチラもご覧下さい^^